白髪の原因と予防
◎白髪が出てくるのはなぜ?!
白髪になる原因を探ってみます!
①加齢によるもの
30歳を過ぎた頃から、あちらこちらに表れ始めることが多いそう。
歳を重ねる毎に、だんだんと増えていくようになります。
これは、白髪に限らず、身体の様々な機能能力の低下により、細胞が老化してしまうからです。
研究が行われたことにより、黒髪の色素(=メラニン色素)を作る「色素幹細胞」が枯濁してしまい、色素を作る細胞がなくなることにより、白髪になってしまうそう。
▶「色素幹細胞」の枯濁を防ぐには
幹細胞と呼ばれるものは、全ての細胞のもとになっているもの。
この細胞は、「自分自身でいくらでも複製できる」「他の機能をもつ細胞へ分化できる」すごい能力を持っています。
だから、メラニン色素へ分化し、黒髪を作り出しているんですね。
なので、この細胞を守れば、メラニンを生成し続けてくれる!=白髪が生まれにくくなる!といったような仕組みのようです。
色素幹細胞は紫外線などの影響でDNAか損傷します。
まずは、「紫外線から頭皮を守る」ことから始めてください。
・帽子をかぶろう!日傘を活用しよう!
・UVカットをしよう!
(頭皮に直接塗るような、日焼け止めクリームなどはないようですが、今では、頭皮にも使えるスプレータイプの日焼け止めがありますよね。)
②遺伝によるもの
こればかりは防ぎようのない原因…
メラニン色素が、髪に送り込まれにくいという、体質が原因と考えられていて、遺伝性も高いと言われています。
子供の白髪や、若白髪が特に、遺伝性という場合が多いようです。
白髪に限らず、薄毛なども非常に遺伝の影響が大きいと知られていますよね。
女性の薄毛に関しても、原因と予防を探っていきますね。
③病気によるもの
悪性貧血や、甲状腺疾患、白斑などの病気が潜んでいる可能性があります。
特に短期間で、急に白髪が増えたり、身体がおかしいなと感じたりしたら、一度受診することをおススメします。
④ダイエットや食事制限などによるもの
白髪の増加に限らず、必要な各種栄養素が不足しがち。
それにより、内臓の働きが悪くなり、血行が悪くなってしまいます。
▶血行が良くすると、白髪予防に効果あり?
血行が悪くなると、影響を受けやすい部分として、毛細血管があります。
頭部にも、かなりの数の毛細血管があり、毛髪周辺の細胞まで行きわたらず、細胞の働きが悪くなってしまいます。
結果、白髪が生えやすくなってしまいます。
◎血液をサラサラにする食べ物代表:
玉ねぎ、ネギ、ニンニクやサンマやぶりなどの青背魚など
◎コレステロールや中性脂肪を減らす食べ物代表:海藻類や緑黄色野菜。チョコレートも血流をよくする作用があるのは、かなりうれしい。
血液が通る「血管」も丈夫で健康にしておく必要あり!!
◎血管の老化防止と血栓を溶かすとされる納豆とそばも積極的に取り入れたい食べ物です!
▶内臓機能の低下も白髪に影響あり?
これも考えられる原因のひとつ。
特に腎臓&肝臓は、髪の毛への影響が大きいと言われています。
腎臓の機能低下は、カルシウムの吸収率が悪くなってしまいます。
そうなると、髪の大事な色素であるメラニンの動きが悪くなってしまうそうです。
肝臓の機能低下は、血液を貯蔵する機能の低下につながり、頭部まで血液が行きわたらなくなるのが、その原因のひとつとされています。
◎肝臓の働きをよくする食べ物代表:
黒いもの。ひじきや、黒豆、黒ゴマなども積極的に取り入れましょう!
⑤ストレスや睡眠不足などによるもの
白髪に限らず、ストレスを溜め込むのはよくないこと。
わかってはいても、ストレスのない生活なんてまず無理な話。
どうしたらストレスを感じなくなるか考えるよりは、あなたに合ったストレス解消法を見つけましょう!
そして、疲れた時は、早めに寝るなど身体を休めてあげるべきですね。
《まとめ》
白髪の予防に限らず、生活習慣を見直すこと、食生活の改善など、まず健康に気をつけることで、おのずと白髪の予防になっていることを
改めて痛感…
そして、頭皮のUVケアをしっかりしてこなかったことを反省…
それがわかり、意識するだけでも、これ以上は増やさないぞ!とがんばれます!